糖尿病とは
糖尿病は、生活習慣病の一つで血液中に糖がたくさんある状態です。
この状態が続くと、血管にダメージが加わります。血管は全身を巡っているため、全身に様々な合併症が発症します。
糖尿病の合併症には細い血管の異常による神経障害や(手足のしびれ、こむら返り)、目の症状(網膜症からの失明の危険)、腎臓の症状(透析の危険)、太い血管の異常による壊疽(足の感覚低下によって腐ってしまう)、脳卒中(動脈硬化から血管が傷む)、虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞)があります。糖尿病の初期段階では、自覚症状がほとんど出ず重症化するまで現れにくいです。
龍ケ崎市の現状
龍ケ崎市では令和6年度特定健診を受けた方の14%の方が、医療機関受診の必要な(注1)HbA1c6.5%以上または空腹時血糖126mg/dl以上の糖尿病型となっています。
また、18歳から39歳までの集団健診の結果で生活習慣病の改善(食事・運動)の必要なHbA1c5.6%以上の方は33%います。毎年健康診査を受け、糖尿病の早期発見・早期治療が大切です。
(注1)HbA1cとは(ヘモグロビンエイワンシー)とは過去1~2ヶ月間の平均値を反映し、糖尿病の診断に用いられています。
「糖尿病リスク予測ツール」を活用して糖尿病を予防しましょう
下記の糖尿病リスク予測ツールは、30~64歳で糖尿病と診断された方の無い方を対象に、健診結果などを入力すると、3年以内に糖尿病が発症する確率を示すツールです。

